戸塚駅東口より江ノ電バス大船駅 行き、または平島行きで10分、貝殻坂バス停前

 

TEL 045-891-5623

横浜市栄区飯島町1398-6

腰の痛み

 

腰痛と言っても原因は人により様々です。 大きく分けて次の4つに分けられます。

 

① 筋肉性腰痛

② 背骨(椎骨、椎間板)の変位による腰痛

③ 骨盤(仙骨、仙腸関節)の変位による腰痛

④ ぎっくり腰(急性腰痛症)

 

① 筋肉性腰痛

背骨からつながる腰の骨は大きな強い筋肉により真っ直ぐに立つように支えられていますが、その筋肉が運動不足や不自然な姿勢を繰り返すことにより筋肉の硬直や筋力低下がおきて、背骨や腰骨を支えきれなくなり炎症をおこし腰痛へとつながります。

 

② 背骨(椎骨、椎間板)の変位による腰痛

最近は少なくなりましたが、腰が曲がったままお辞儀をした様な姿勢で歩いているお年寄りを見かけたことがあるかと思います。常に背中に重い物を背負ってお仕事をされて、姿勢が崩れて背骨が曲がったまま固まってしまった結果の姿です。現代人の猫背などもこれに近いものがあると思います。

また、背骨や腰骨の骨と骨の間(椎間)に固いグミのようなクッションがありますが、これを椎間板と言いますがこの椎間板が潰れて中の組織が外に飛び出して神経を圧迫するとヘルニアとなり、圧迫された神経を通して腰や臀部、足部へ痛みやシビレが発生します。

 

③ 骨盤(仙骨、仙腸関節)の変位による腰痛

建物と同じように中心部の土台(骨盤)が傾けば、土台(骨盤)の上にある柱も歪み、この状況を放っておくと上部は背中や首肩に、下部であれば腰、臀部、足部にさまざまな症状(痛み、シビレ、血行障害、浮腫)が出てきます。

 

 ④ ぎっくり腰(急性腰痛症)

一般的には重い物を持ち上げようとした時や急に腰を捻った時などに発症すると認識されていますが、何気に落ちている物を拾おうとしゃがみ込んだ時や、逆にしゃがみ込んだ姿勢から急に立ち上がろうとした時などにも発症するケースも多くみられます。

これは必ずしも急激に腰に強い負担が罹ったからだけではなく、長い間に腰に負担が罹り筋肉疲労や血行不良などにより腰回りの筋肉が疲弊や炎症していた時にも起こりやすいと考えられます。

 

貴方のタイプは①~④のどのタイプでしょうか? それぞれの原因による腰痛の時、素人考えで入浴などで温めたりせずに、まず冷やす(炎症を除去する)事をこころがけて、できるだけ速く近隣の医療機関や接骨院(整骨院)を受診することをおすすめします。